電気科Electrical Engineering

電気を作り、送る、次世代の電気技術者となる。

電気をつくる発電、運ぶ送電、分ける電気工事の知識と技能を身に付け、各種の国家資格を取得により、暮らしを支える電気技術者を目指します。国家資格「電気工事士」をはじめその他資格の取得、ロボットなどの機械を制御する為の配線や制御装置の組立、電気に関する実験、計測を通して「見えない電気」を体験的に学び、その知識と技術を身に付けます。

学科紹介ポスター

電気科ポスター(クリックで拡大表示)

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電気科での学び

「オモシロイものづくり」を共に

電気はどんな産業にも通じるもの。だからこそ「学ぶからにはオモシロク」。過去には「電気二輪車」「自動消毒装置」「早押しボタン装置」など製作。作ってみたいその気持ちを、考えたことをカタチにする場所があります。

電気の事象に関する実験・計測

教科書で学んだ「電気」の知識を、実験・測定・製作などの実習で深めます。高圧放電による「落雷実験」、機械制御する「制御盤」の組み立て、PCを使った「図面作成」などを、わかりやすく体験的に学びます。

就職に強いエネルギーエンジニア!

どんな業界でも電気は必要不可欠。電気が使われている場所に「電気技術者あり」。入学から卒業まで幅広い分野の学びをしっかりサポート。先生の徹底した個別指導により、進学も就職も手厚く対応します。

ものづくりプロジェクト

高校生ものづくりコンテスト

競技課題にしたがい、縦1,800 mm×横1,800 mm(床上約150mm)の垂直パネルに、「施工図」「施工条件」に示す配線工事を行う大会です。夏休み中に行われる県大会に向けて、コツコツ練習を重ねています。

課題研究

学んだ電気の技術を活かして色々なものを製作します。

    令和2年度課題研究テーマ
  1. 照明付き展示ボードの製作
  2. BSO野球ボードの製作パネル

進路

発電、送電から、製造業、整備、保守など幅広い就職先があります。

>> 進路について

資格取得

電力系・情報通信系の資格に、積極的にチャレンジできる体制を整えています。授業で学ぶだけでなく、放課後に補習などを行い、受験者のバックアップをしています。卒業までにたくさんの資格・検定を取得することが可能です。

合格体験記

●3年間の電気コースを通して・・・(3年生 S.Mさん)

2年生の夏に第二種、冬に第一種電気工事士を取得しました。また知識を生かし技能検定(電気製図部門)の2級の合格もすることができました。

第二種電気工事士は、さまざまな公式や図記号、器具や工具など、初めて見るものばかりで覚えるのがとても大変でした。過去問を解いても合格点になかなか届かず苦労しました。そのため、早朝と放課後の補習を毎日受け、補習の無い土日は家で過去問を繰り返し解きました。

第一種電気工事士では全く違うもので、なかなか覚えられませんでした。そのため、家では部屋の壁に公式を書いた紙を貼って、覚えるなどの工夫をしました。技能試験は第二種と似ている点があり、やりやすかったです。

現在は電気工事士の知識を生かして、屋内配線図のコンクールに挑戦しています。今後も資格や技能検定に向かって頑張っていきたいです。

●第二種電気工事士を受けて(1年生 T.N君)

私は将来、電気関連の会社に就職したいと思い、電気科に入学しました。今年の目標は第二種電気工事士取得と決め、6月から筆記試験の勉強を始めました。覚えなければならない図記号や計算の公式が多く、とても大変でした。しかし、夏休みの補習で先生方が一つ一つ丁寧に教えてくださったのであきらめずに、理解を深めていくことができました。鑑別などの暗記は通学の電車やバスの中、休み時間などを利用して、友達と問題を出し合いながら覚えるようにしました。実技試験は試験の1箇月前から練習を始めました。最初の頃は、複線図の書き方と工具の使い方に苦労しましたが、何度も練習を重ねるうちに自然に作業できるようになりました。

●筆記試験を終えて・・・(1年生 T.I君)

僕が第二種電気工事士の取得を目指すきっかけになったのは、電気科に入学したからです。電気工事士の資格は存在すら知りませんでしたが、受験をするきっかけになったのは担任の先生の勧めや、将来に向けてのスキルアップに思ったからです。

毎日、先生からもらったプリントで勉強しました。また過去問集を解くことが電気科の宿題だったので、過去問集も重点的に勉強しました。点数が上がらない時期もありましたが、友達と点数を競い合ううちに合格ラインに達し、とても嬉しかったです。