学校長よりPrincipal

「人間力を磨く」

第24代校長 西東直人

本校は、昭和3年(1928年)に創設された金沢市が設置する唯一の高等学校であり、ものづくりを通して工業技術の基礎・基本を身につけ、社会人として重要な「人間力」を備えた人材の育成に取り組み、多くの優れた卒業生を産業界に送り出してきております。

特に人間力に関しては、初代校長中村速一先生による「エンジニアであるとともにまず紳士であれ」という信念のもと、挨拶や礼儀作法などを教職員一同、率先垂範して取り組み、生徒たちにその重要性を説いております

設置している学科は、機械科・電気科・電子情報科・建築科・土木科であり、ものづくりは「人づくり」を原点に学校教育活動全体を通じて、金沢市及び地域産業の発展に貢献できる人材育成に努めております。

平成25年(2013年)に近代的で明るい開放的な校舎が完成し、快適な環境で工業教育を受けることができております。

情報技術の急速な高度化等への対応が必須となっていることから、有識者の方々による「新金沢型工業教育モデル懇話会」を開催し、これからの本校の歩むべき姿をご提言いただきました。そのご提言をもとに、多彩なものづくり産業を創出してきた金沢に相応しい工業教育の実践によって「ものづくり」の将来を担う人材育成に尽力していく所存であります。