電子情報科 TopicsElectronics & Information Engineering

大学院生によるホログラムの学習

12月8日(金)電子情報科3年生の課題研究で、北陸先端科学技術大学院大学(JAIIST)の大学院生に来校いただき、ホログラムについての学習を行いました。

ホログラムとは、現実空間において360度あらゆる角度から見える立体映像のことで、テレビやパソコン、スマートフォンのディスプレイのように平面の中に映る立体映像とは一線を画し、本物のオブジェクトが目の前にあるかのように見ることができます。

現実にデジタルデータや仮想のオブジェクトを反映させる意味では、AR(拡張現実)やMR(複合現実)と似ていますが、3Dホログラムを見る場合はスマートグラスなどが必要ありません。一方、映像を空間に投影するためのしくみは必要で、空間の中に映像を浮かび上がらせるイメージです。

今回、JAISTの大学院生さんの研究目的や提案手法などを説明いただきました。

私たちの課題研究では、「金沢の魅力を伝える」をテーマに、3DCGで金沢の観光地を作成し、空間に映像を浮かび上がらせるイメージをもって制作しています。

今回、大学院生からホログラムについて学ぶことができました。今後の課題研究において、仕上げやまとめに役立てていきたいです。お忙しい中、ご来校いただきありがとうございました。